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2023.09.26 08:35

土佐のまほろば、歩いて実感 風景街道認定15年でウオーク 南国市

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見頃を迎えた彼岸花をめでながら、土佐のまほろば風景街道周辺を歩く参加者(南国市宍崎)

見頃を迎えた彼岸花をめでながら、土佐のまほろば風景街道周辺を歩く参加者(南国市宍崎)

 高知県南国市の「土佐のまほろば風景街道」が「日本風景街道」の認定を受けて15周年を迎え、土佐のまほろば風景街道推進協議会はこのほど、街道沿いに残る参勤交代道をたどるウオーキングイベントを開催した。

 同街道は市内を南北に走る国道32号や県道南国インター線の周辺。2008年度に「日本―」の認定を受けた。紀貫之邸跡周辺の「紀貫之 雅(みやび)のエリア」、岡豊城跡付近の「長宗我部 雄飛のエリア」など7エリアが設定されている。

 イベントは22日、市観光案内人の会の村上隆夫会長(81)がガイドを務め、市内外から22人が参加。同市左右山の「道の駅南国 風良里」を出発し、国道32号などを経て同市亀岩の参勤交代道「北山越え」の入り口近くまで約7キロを歩いた。

 道中に残る番所跡や見頃迎えた彼岸花などを巡り、参加者は「周辺を車で通ることはあるけど、普段は歩かないルートを巡れてよかった。参勤交代道を歩き、江戸時代の人の苦労が感じられた」と心地よい汗をかいていた。

 同協議会は、11月5日に紀貫之邸跡や国分寺、24年2月9日には坂本龍馬の先祖の墓がある才谷龍馬公園をそれぞれ巡るイベントを予定している。(海路佳孝)

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