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高知新聞PLUSの活用法

2023.09.12 08:00

“七つ道具”使って柔軟に “最適”な場所、選んで業務 高知新聞社

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 今日はどこで仕事をしようかな?

 高知新聞社は社屋移転に合わせて、社員一人一人がその時々の業務に最適な場所を選んで働けるよう、さまざまな設備や“七つ道具”を用意しました。自席に縛られるのではなく、より集中できる場所や気分転換が図れる環境を社屋内の随所にちりばめ、選べるようにしたほか、社外にいる時でも社内外の人とコミュニケーションを交わせるようになっています。

 出勤日には快適かつ柔軟に業務に当たり、休日にはしっかりと休む―。そんな姿が理想です。地域読者局と編集局の若手社員2人が働くイメージ写真を通して、社内のしつらえや新たなツールを紹介します。

来客向け会議室

 8階はお客さまを迎えるゾーンでもあり、社外の方との打ち合わせに使う会議室も3タイプそろえました。背面には大型モニターがあり、資料を共有したり、インターネットに接続したりしながらの会議も可能です

情報共有の促進

 社内のコミュニケーション促進に役立てようと、Microsoft365を導入しました。社員同士の連絡や、チーム内での情報共有に役立てています。社員全員が持つ業務用スマホでも使えるので、出先でも迅速に連絡が取り合えます。お客さまからのメールも外出先でチェック

ラウンジで一息

 最上階の8階をラウンジにし、打ち合わせやランチ休憩、息抜きに使えるよう、多種多様な家具を置きました。カフェコーナーには給茶機や軽食類の“良心市”も置いています

パソコンをノート化

 これまで外勤の記者以外はデスクトップのパソコンを使っていましたが、自席以外でも仕事ができるよう、社員の個人パソコン全てをノート化しました。会議にはパソコン持参で紙資料を削減。社屋内は業務用Wi―Fiを整備しており、どこからでもインターネット接続ができます。作業しやすいよう、自席では27インチのモニターにつなぐことができます

複合機を高度利用

 移転に際しては、各局各部にあった複合機をフロアごとのコピーコーナーに集約。クライアントへの提案資料を作ることが多いフロアでは、冊子印刷やホチキス留めをしながら高速で出力できる機種を選んで省力化を図りました。自分が印刷指示した文書類は、複合機にICカードをかざしてから出力されるので、他の人の文書と混ざることがありません。スキャンやペーパーレスファクスの機能も駆使し、紙資料の削減につなげていきます

気軽に打ち合わせ

 会議室に行くほどでもない、先輩や同僚との軽い打ち合わせは、窓辺のソファコーナーやテーブルで。休憩や食事も含め、多目的に使えます。フロアごとに、高知の自然をイメージしたアクセントカラーが彩ります

内線スマホ

 職場にかかった電話は、業務用スマホの内線機能を使えば出先へ転送が可能。記者にとって欠かせないネタ提供や取材依頼も、タイミングを逃さずキャッチ!

集中とくつろぎ

 気分を変え、リフレッシュしながらの原稿執筆にはラウンジを利用。包まれる感覚の1人掛けチェアで集中したり、一段落したらそのままくつろいだり。目的やシーンに応じて使えるよう、さまざまなオフィス家具を用意しています

文書管理システム

 取材の予習に集めた文書類や、プレスリリース、先輩から代々引き継いだファイルなど、新聞社には貴重な資料が無数に存在。その管理は属人的に陥りがちな面がありましたが、共有の財産としてさらに生かしていけるよう、文書整理のルールをつくりました。さらに積極的に電子化して便利に使えるよう、現在は文書管理システムも構築中です。部署ごとに決めたファイル体系にのっとって整理し、キーワード検索などを駆使して迅速に活用できるようにしていきます

ICカード

 執務室に入る際には、鍵代わりのICカードをピッ。従業員から要望が多かったセキュリティーの向上を実現しました。カードにはタイムカードの打刻やプリント出力指示の機能を持たせ、社員証も兼ねています

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