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2023.09.11 18:26

東電、年内の原発再稼働できず 柏崎刈羽で適格性検査開始

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 柏崎刈羽原発の再稼働を巡る今後の動き

 原子力規制委員会が、東京電力に柏崎刈羽原発(新潟県)を運転する「適格性」があるかどうかを再確認する作業が始まった。11日は同原発での検査に着手。判断まで3カ月程度かかる見込みで、テロ対策の改善を確かめる追加検査も続く。再稼働に必要な地元同意の手続きも難航が予想され、年内の再稼働は絶望的となった。


 東電は柏崎刈羽7号機を今年10月に、6号機を2025年4月に再稼働する前提で電気料金の値上げ幅を算定している。ただ同原発はテロ対策の不備を理由に事実上、運転を禁じられている。禁止命令の解除には、テロ対策の追加検査と適格性の再確認が必要となる。

(c)KYODONEWS

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