2023.09.07 08:42
どぎまぎする喫茶店 カフェ「アイドル」(四万十市)―フォっトけないす
まるで人間のような存在感を放つ人形たちの展示室(写真はいずれも四万十市のカフェアイドル)
水着姿がまぶしい最新作「理奈」を囲む田中正児さん=左=と妻の一美さん
カフェ入り口に設置されたシーソー。パンダ人形が哀愁漂う
「彼女は理奈。私が作った人形です」。そう説明するのは「カフェアイドル」の店主、田中正児さん(73)。4年前から制作にのめり込んでいる。
正児さんは同市出身で、20代に関西でフレンチの修業を積み、31歳で帰郷。弁当店やレストランを経営したのち、5年前に喫茶店を開いた。若い頃から店舗装飾用の立体作品を手がけており、孫のためにパンダ人形を作った折、「次は人間を」と思い立ったという。…