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2023.09.04 18:26

朝鮮人犠牲者、墓前で追悼 「虐殺二度と」誓い、埼玉

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 さいたま市の常泉寺で開かれた、関東大震災時に虐殺された朝鮮人の姜大興さんの追悼会=4日午後

 1923年9月の関東大震災時に埼玉県の片柳村(現さいたま市)で虐殺された朝鮮人、姜大興さんの墓のある常泉寺(同市)で4日、命日に合わせた追悼会が開かれた。墓を管理する地元の高橋隆亮さん(79)は「二度と起こさせないよう、若い世代に伝えていく」と誓った。


 「大宮市史」の別巻一(85年)によると、東京方面から片柳村に逃げ込んだ姜さんを自警団員が発見し、やりや日本刀で重傷を負わせ、後に死亡させた。24歳だったという。自責の念に駆られた地元住民が墓を建てた。


 この日は寺の本堂で読経が響く中、参列した約140人が姜さんの位牌を前に焼香した。

(c)KYODONEWS

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