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2023.09.01 16:30

精度、ダイナミクス、効率性をさらに高めたシェフラーの 新ドライブソリューション

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シェフラーがハノーバーで開催の「EMO 2023」に出展 (ホール7、ブースA10)

ダイレクトドライブ方式の旋回ロータリーテーブル、角度測定システム付き軸受、および高精度ギヤユニット向けの新ソリューション
幅広い用途に対応するスピンドル軸受
高剛性でバックラッシュのない高精度ギヤユニットおよびドライブを用いた新しい自動化ソリューション

 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202309018828-O4-SBlpOon3
 
ダイレクトドライブ、高精度ギヤユニット、ロータリーテーブル用軸受、ピボット軸、角度測定システムは、旋回ロータリーテーブル向けソリューションにおけるシェフラーの製品ポートフォリオの重要な構成要素です。 写真 シェフラー  

 
工作機械業界では、他の業界と同様に、エネルギーコストや原材料コストの高騰、熟練人材不足の問題がますます深刻化しています。そのような状況下において、シェフラーは、精度、ダイナミクス、エネルギー効率をより高め、機械の稼働時間の延長化を実現する新自動化ソリューションを提供することで、これらの課題に取り組んでいます。こうしたニーズに対応するため、シェフラーは、幅広い製品およびシステムソリューションを開発しており、9月18日から23日までドイツ・ハノーバーで開催される国際見本市「EMO 2023」で、こうした製品やシステムソリューションを紹介します。
シェフラーのインダストリアルオートメーションビジネス部門担当責任者であるラルフ・モーゼベルグは次のように述べています。「工作機械業界では、非常に早い段階から、こうした現況を好機ととらえており、それに応じた対応を取っています。こうした状況下で、お客様は特に、電力、エア、潤滑油の消費量を削減すること、さらに国内での調達比率を増やすことに注力しています。また、投資の重点は、新しい自動化ソリューションを用いた機械耐用年数や稼働率の最適化のほか、製造設備のより柔軟な活用へとシフトしており、特にROI(投資収益率)に関してはロボットおよびコボットのほか、ダイレクトドライブシステムなどの新技術の開発・適用が重要な役割を果たしています」。

旋回ロータリーテーブルの革新的なドライブコンセプト
国際見本市「EMO 2023」に出展するシェフラーのブースで注目の展示品として、ダイレクトドライブ方式の旋回ロータリーテーブル(SRVシリーズおよびRKIBシリーズのモーター)があります。YRTCMAシリーズのスラスト/ラジアル軸受が搭載されたダイレクトドライブは、旋回ロータリーテーブルの駆動に用いられています。ここで、「MA」は、軸受に組み込まれている誘導式アブソリュート角度測定システムを意味します。さらに、ピボット軸用に新しく設計された革新的ドライブであるサーボモーター付き高精度遊星ギヤユニット「PSCシリーズ」もデモ用として展示されます。ねじりバックラッシュが装置の稼働寿命にわたって常に0.1分で維持されるため、バックラッシュを低減するためのセカンドドライブを省略することが初めて可能となりました。「EMO 2023」では、これら2つのソリューションを向かい合わせに展示することで、比較検討をしやすくしています。

幅広い用途に対応するスピンドル軸受
シェフラーは、「EMO 2023」にて、小径・中径・大径ボールを持つアンギュラ玉軸受や円筒ころ軸受などからなるスピンドル軸受の幅広いラインナップも展示する予定です。シェフラーは、こうした高精度の軸受を取り揃えており、それぞれに様々な転がり軸受鋼、保持器設計、セラミック転動体が利用可能であるため、実質的にあらゆるタイプの旋削主軸、フライス盤主軸、研削盤主軸向けに適切な軸受を提供することが可能です。この製品群の中で特に注目の製品は、中径ボールとVacrodur製の高性能鋼の組み合わせを特徴とする「VCMシリーズ」です。スピンドルメーカー各社はこうした軸受を採用することで非常に堅牢で高性能な製品を設計することができます。

高精度ギヤユニットおよびドライブ
シェフラーが独自開発し、技術的に特に注目すべき製品としては、精密波動歯車装置「RT1」(オプションでトルクセンサーがシームレスに組み込まれたRT1-Tもあります)と、自動バックラッシュ補正機能付き高精度遊星ギヤユニット「PSCシリーズ」があります。こうした高精度のギヤユニットを用いることで、コボット、工作機械、溶接ポジショナー、割出ロータリーテーブル、チューブ曲げ機など、非常に広範囲な用途において様々な自動化ソリューションを実現することができます。これらのギヤユニットはいずれも、軽度の機械加工用フライスヘッド付きの状態で「EMO 2023」で展示されます。
EMOおよびシェフラーに関する詳細については、 こちら をご覧ください。

 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202309018828-O3-5zeGwEw1
スラスト/ラジアル軸受「YRTCMAシリーズ」(旋回ロータリーテーブル用)。「MA」は、軸受に組み込まれている誘導式アブソリュート角度測定システムを意味します。 写真 シェフラー 

  
 
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【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202309018828-O2-5Fh820pO

 
シェフラーグループ – We pioneer motion
シェフラーグループは、75年以上にわたり、モーション・テクノロジーの分野で画期的な発明と開発を進めてきました。電動モビリティ、CO₂効率の高い駆動、シャシーソリューション、インダストリー4.0、デジタル化、再生可能エネルギーに関する分野で、革新的な技術、製品、サービスを提供するシェフラーグループはライフサイクル全体にわたり、モーションをより効率的でインテリジェントで持続可能なものにするための信頼できるパートナーです。モーション・テクノロジー企業である当社は、高精度な駆動トレインとシャシーアプリケーション用のコンポーネントとシステム、および多くの産業機械用の転がり軸受や滑り軸受のソリューションを製造しています。2022年には、シェフラーグループは158億ユーロの売上を上げました。約84,000人の従業員を抱えるこの企業は、世界最大の同族企業の1つです。2022年には1,250件以上の特許出願があり、シェフラーはドイツのDPMA(ドイツ特許庁)によれば、最も革新的な企業の4番目に位置しています。

 
                              

 

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