2024年 05月04日(土)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

2023.08.23 15:23

ガソリン上昇、183円70銭 15年ぶりの高値続く

SHARE

 東京都内のガソリンスタンドでの給油

 経済産業省が23日発表した21日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週調査より1円80銭高い183円70銭だった。値上がりは14週連続。政府が価格抑制のための補助を段階的に縮小していることが響き、15年ぶりの高値が続いている。政府、与党は家計の負担軽減に向け、月内に対応策を取りまとめる方針だ。


 原油相場の上昇も背景に、比較可能な1990年以降の最高値185円10銭(2008年8月)に迫る状況となった。調査した石油情報センターの担当者は「来週も円安や補助の縮小で値上がりする見通しだ」と話した。


 補助金額は基準に基づいて毎週決めており、24日からは1リットル当たり10円となる。経産省は補助がない場合の28日時点の価格を196円ちょうどと予測しており、補助金分を単純に反映させると186円となり、最高値を更新する計算だ。


 21日時点の価格は46都道府県で値上がりし、滋賀県のみ横ばいだった。最高は長野県の192円30銭。岩手県が178円90銭で最も安かった。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N主要 N経済

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月