夜の動物をじっくり観察　高知県立のいち動物公園

2023.08.21 05:00

夜の動物をじっくり観察　高知県立のいち動物公園

高知新聞社

ハシビロコウの夜の生態を観察する家族連れら（香南市野市町大谷の高知県立のいち動物公園）

　香南(こうなん)市(し)の高知(こうち)県立(けんりつ)のいち動物(どうぶつ)公園(こうえん)で１２日(にち)、動物(どうぶつ)の夜(よる)の生態(せいたい)を観察(かんさつ)する「のいちｄｅナイト」が開(ひら)かれました。

　毎年(まいとし)８～１０月(がつ)に開(ひら)かれる人気(にんき)イベント。この日(ひ)は、高知(こうち)県内(けんない)外(がい)の家族(かぞく)連(づ)れら約(やく)１７００人(にん)が参加(さんか)しました。

　キリンの食事(しょくじ)タイムではデッキに人(ひと)だかりができ、かたぐるまされた子(こ)どもらが葉(は)を食(た)べる様子(ようす)をじっくりと観察(かんさつ)。〝動(うご)かない鳥(とり)〟として知(し)られるハシビロコウはくちばしをカタカタ鳴(な)らし、カメラに向(む)かって羽(はね)を広(ひろ)げて飛(と)ぶなどして訪(おとず)れた人(ひと)を喜(よろこ)ばせていました。

　大阪府(おおさかふ)茨木(いばらき)市(し)から家族(かぞく)３人(にん)で訪(おとず)れた今田()結()晴()さん（６）は「ハシビロコウが好(す)き」とお目当(めあ)てのぬいぐるみをにぎりしめ、「水(みず)を飲(の)むところと飛(と)ぶところが見(み)られてうれしかった」とにっこり。「のいちｄｅナイト」は９月(がつ)９、２３日(にち)、１０月(がつ)１日(ついたち)にも開(ひら)く予定(よてい)。

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