よさこいがもどってきた！　4年ぶりにいつも通りの形で開く

2023.08.16 05:00

よさこいがもどってきた！　4年ぶりにいつも通りの形で開く

高知新聞社

７０回目のフィナーレ。おどり子たちが天に向け鳴子を打ち鳴らした（高知城会場）

　高知(こうち)の夏(なつ)をいろどるよさこい祭(まつ)りが９日(か)から4日間(かかん)、高知(こうち)市(し)で開(ひら)かれました。新型(しんがた)コロナウイルスのえいきょうで、いつも通(どお)りの形(かたち)で開(ひら)かれるのは4年(ねん)ぶりとなりました。

　７０回(かい)の節目(ふしめ)となる今年(ことし)は、県内(けんない)外(がい)１５７チーム、約(やく)１万(まん)４千(せん)人(にん)が参加(さんか)。あざやかな衣(い)しょうを身(み)に着(つ)けたおどり子(こ)たちは、鳴子(なるこ)を打(う)ち鳴(な)らしながら力(ちから)いっぱいおどりました。

　最優秀(さいゆうしゅう)のよさこい大賞(たいしょう)には、前回(ぜんかい)の２０１９年(ねん)に続(つづ)き、「とらっくよさこい（ちふれ）」が選(えら)ばれました。審査(しんさ)はこれまで、追手(おうて)筋(すじ)本部(ほんぶ)競演(きょうえん)場(じょう)だけで行(おこな)われていましたが、今年(ことし)から方法(ほうほう)が変(か)わり、全(すべ)ての９競演(きょうえん)場(じょう)でのおどりが審査(しんさ)の対象(たいしょう)となりました。

　よさこい祭(まつ)りは、戦後(せんご)の景気(けいき)回復(かいふく)と市民(しみん)の健康(けんこう)を願(ねが)って、１９５４年(ねん)に始(はじ)まりました。時代(じだい)とともに変化(へんか)しながら各地(かくち)に広(ひろ)がっていますが、おどり子(こ)の数(かず)が減(へ)るなど課題(かだい)もあります。

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