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2023.08.15 08:41

1945年春、父が命救ってくれた 高知市の近藤美佐さん(94)「戦争加担も」思い複雑―終戦の日

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古いアルバムを手に、「戦争が『知らないこと』になっていくのは怖い」と話す近藤美佐さん(高知市九反田の自宅)

古いアルバムを手に、「戦争が『知らないこと』になっていくのは怖い」と話す近藤美佐さん(高知市九反田の自宅)

 高知大空襲、父親のシベリア抑留…。戦況が悪化する中で多感な少女時代を過ごした近藤美佐さん(94)=高知市九反田=は、終戦の日に北へ向かって手を合わせる。中国で貿易会社を営んだ父は現地応召され、シベリア抑留の末に命を落とした。「世情にたけた父のおかげで、私は外地引き揚げの悲惨な体験もせず、大空襲でも生き永らえた。でも父は遺骨すら戻ってこない」

平和だった頃の家族写真。中央上が近藤美佐さん

平和だった頃の家族写真。中央上が近藤美佐さん

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