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2023.08.13 08:33

県外チーム、存続に危機感 費用・モチベーション壁〈高知 よさこい 2023〉

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「本場で踊れば絶対はまる」と話す倭乃國(帯屋町筋会場=森本敦士撮影)

「本場で踊れば絶対はまる」と話す倭乃國(帯屋町筋会場=森本敦士撮影)

 よさこいのチームや踊り子が減少しているのは県外も同じ。祭りが定着している県内に比べ、費用やモチベーションの面で続けるハードルが高いためだ。今夏の全国大会出場チームも人数減に苦しみつつ、それでも「高知で踊りたい」の一心で来高していた。

 「関西では、知ってるだけでも15チームがやめた。踊り子も10人前後というチームが多い」と眉根を寄せるのは「倭乃國(わのくに)」の寺井孝幸代表(42)=奈良県。5チームの連合で、今年2度目の出場を果たした。

 そもそも「よさこいが街の文化になっている高知と違い、『よさこいで休みます』と職場に言うのにも勇気がいる」と言う。

 県内同様、コロナ下でイベントがない期間は新しい層へのアプローチが難しかった。元々の踊り子も、出産や進学で生活スタイルが変わったり、よさこい以外の趣味を見つけたり。チームを離れた人が少なくない。さらに高知で踊るための宿泊費や交通費は値上がり。踊り子は今夏、1人約7万円をかけて高知に駆けつけたという。

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