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2023.08.11 08:35

「海のギャラリー」と「足摺海底館」の魅力を建築の視点で! 土曜にガイドツアー 高知県土佐清水市

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光が差し込むよう設計された屋根などの魅力を地元建築士らが紹介するガイドツアー(土佐清水市竜串の「海のギャラリー」)

光が差し込むよう設計された屋根などの魅力を地元建築士らが紹介するガイドツアー(土佐清水市竜串の「海のギャラリー」)

 土佐清水市にある国の登録有形文化財、市立貝類展示館「海のギャラリー」と海中展望塔「足摺海底館」の魅力を建築の視点で探るガイドツアーが、26日までの土曜日に両館で開催されている。建築士らが設計時のエピソードなどを、解説や朗読を交えて分かりやすく紹介している。

 地元建築家らでつくる「海ギャラ Chill Out(チル アウト)」の主催。

 同ギャラリーでは、貝を収集した同市の洋画家、故黒原和男さんや設計者の故林雅子さんの思いなどを紹介。貝が美しく見えるよう光が差し込む設計や、地元の資材である花こう岩の細片を床に敷き詰めるなどの特徴を知ることができる。

 海底館では、大阪万博お祭り広場などの設計に携わった故坪井善勝氏ら構造家の視点で建物や技術を紹介。親しみやすいよう絵本を朗読する形式で案内する。

 「海ギャラ―」のメンバーで、文化財登録の調査に関わった1級建築士、黒井博美さん(47)は「建物の魅力や雰囲気がどこから来ているのか、幅広い世代に知ってもらいたい」。ツアーは同ギャラリーが午後1時半、海底館が午後3時から。申し込み不要で、各館の入館料は必要。問い合わせは黒井さん(090・1324・1507)へ。(小笠原舞香)

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