【速報】高知県内、局地的に大雨続く

2023.08.10 09:09

高知新聞社

倒木と土砂流出で片側通行止めになった国道194号（10日午前９時ごろ、いの町葛原）

　台風６号と１０日未明に発生した線状降水帯の影響で、県内は同日朝にかけて中部と中西部を中心に非常に激しい雨が降った。いの町の本川では午前３時１０分までの６時間雨量が観測史上最大の３３２・５ミリに達した。午前８時までの２４時間雨量も８月としては観測史上最大となった。

よさこい祭り本番を控える高知市でも強い雨が降った（10日午前７時50分ごろ、高知市本町２丁目）

　このほか各地で観測された１時間雨量は大川村で８６ミリ、本川で７２・５ミリ、仁淀川町の鳥形山で３１ミリ、高知市で２６ミリなど。

大雨で冠水した県道（10日午前７時40分ごろ、いの町波川）

　高知地方気象台によると、県内には南海上から雨雲が断続的に流れてきており、１０日昼前にかけて局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降る見込み。土砂災害や洪水などの危険度が高まる恐れがあるという。

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