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2023.08.09 19:17

自動車大手全7社が売上高最高に 4~6月、中国では苦戦

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 自動車大手7社の2023年4~6月期連結決算が9日、出そろった。半導体不足の緩和で生産が回復、為替相場の円安も追い風に、全社の売上高が4~6月期として最高となった。純利益も全社が前年同期比で増加。一方、電気自動車(EV)の投入が遅れている中国では苦戦が目立った。


 9日はホンダが発表した。売上高は20・8%増の4兆6249億円、純利益は約2・4倍の3630億円だった。純利益も4~6月期で最高。生産回復に伴い米国での販売が好調だった。


 最大手のトヨタ自動車は売上高が24・2%増の10兆5468億円、純利益が78・0%増の1兆3113億円でいずれも最高。本業のもうけを示す営業利益は、日本企業で初めて四半期で1兆円を突破した。純利益はホンダの他にSUBARUが約2・7倍、マツダは約2・5倍、日産自動車も約2・2倍に急増した。


 一方、中国での販売台数を巡っては景気回復の鈍化もあり、日産が24年3月期の見通しを113万台から80万台に引き下げた。マツダも下方修正を検討していると明らかにした。

(c)KYODONEWS

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