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2023.08.03 14:31

東大寺二月堂参籠所の扉に傷 落書きか、猫のような形

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 東大寺二月堂参籠所の扉につけられた傷=3日午後、奈良市

 奈良署は3日、奈良市の東大寺二月堂に付属する建物で、国の重要文化財に指定されている参籠所の木製の扉に、指でつけられたような傷が見つかったと発表した。猫のような形をしており、署は落書きとみて文化財保護法違反の疑いで捜査する。


 署によると、傷は指を押し当ててつけたようなもので、参籠所を構成する建物「食堂」の扉につけられていた。同日午前6時ごろ、一般の拝観者が寺の職員に「落書きがある」と通報した。傷は縦約43センチ、横約30センチで、高さ約180センチの位置にあったという。


 東大寺によると、参籠所は鎌倉時代後期に建立されたとされ、1906年に重要文化財に指定された。

(c)KYODONEWS

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