なでしこ　Ｗ杯優勝を！　香南市の八咫烏祭る神社で子どもたちがエール

2023.08.03 05:00

なでしこ　Ｗ杯優勝を！　香南市の八咫烏祭る神社で子どもたちがエール　

高知新聞社

サッカー女子日本代表にエールを送る子どもたち（香南市の若一王子宮）

　サッカーの女子(じょし)ワールドカップ（Ｗ杯(はい)）で決勝(けっしょう)トーナメント進出(しんしゅつ)を決(き)めた日本(にっぽん)代表(だいひょう)「なでしこジャパン」を応援(おうえん)しようと、日本(にっぽん)サッカー協会(きょうかい)のシンボル「八咫烏(やたがらす)」を祭(まつ)る香南(こうなん)市(し)香我美(かがみ)町(ちょう)徳(とく)王子(おうじ)の若(にゃく)一(いち)王(おう)子宮(じぐう)で７月(がつ)２８日(にち)、地元(じもと)サッカーチームの少年(しょうねん)少女(しょうじょ)２５人(にん)が集(あつ)まり、必勝(ひっしょう)を祈願(きがん)しました。

　３本足(ぼんあし)の八咫烏(やたがらす)を祭(まつ)る若(にゃく)一(いち)王子(おうじ)宮(ぐう)では年(ねん)３回(かい)、本殿(ほんでん)の屋根(やね)に並(なら)べたもちをカラスに食(た)べてもらう「烏(からす)喰(ぐ)い」の神事(しんじ)が受(う)けつがれています。必勝(ひっしょう)祈願(きがん)は日本(にっぽん)代表(だいひょう)のＷ杯(はい)やオリンピックの試合(しあい)に合(あ)わせて伝統(でんとう)の神事(しんじ)を学(まな)んでもらおうと、香我美(かがみ)市民館(しみんかん)が２０１４年(ねん)から企画(きかく)しています。

　香我美(かがみ)サッカークラブとこうなんスポーツクラブの小学生(しょうがくせい)女子(じょし)でつくるチーム「フェメニー」の計(けい)２５人(にん)は、八咫烏(やたがらす)のオブジェが置(お)かれた石碑(せきひ)の前(まえ)で「なでしこジャパン、がんばれ！」とエール。その後(ご)、神事(しんじ)の由来(ゆらい)をしょうかいする映像(えいぞう)を見(み)るなどして、地域(ちいき)の伝統(でんとう)について学(まな)びました。

　女子(じょし)チームの沢田()空()奈()さん（１２）ら４人(にん)は「チーム全員(ぜんいん)で声(こえ)をかけ合(あ)って、世界一(せかいいち)を目指(めざ)してがんばってほしい」と話(はな)していました。

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