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2023.08.01 08:40

「時代の半歩先をゆく」よさこい引っ張った企業チーム 街の歴史、時代映す―前へ!よさこい70年〈高知 よさこい 2023〉

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 よさこい祭りでは、数々の企業チームが新しいムーブメントを起こし、ユニークな踊りで観客を沸かせてきた。参加団体名簿をめくると、高知の街の歴史も見えてくる。

 祭りの勃興期は、神武景気(1954~57年)と重なる。商工会議所の呼び掛けで始まったとあって、地場企業が積極的に参加を決めた。第1回の54年、市中の銀行は「市民のレクリエーション」として休業に。21団体が出場する中、四国銀行は最多100人のチーム編成で祭りに勢いを付けた。

 高度成長期に入り、62年には農機具メーカーの「鈴江農機」と猟銃製造の「ミロク製作所」が参加。地場企業の名門と呼ばれた2社はいずれも翌年、本県で初の株式の公開上場を果たす。

 カラーテレビ、クーラー、車が「新三種の神器」と言われた70年代には「日立連」や…

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