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2023.07.21 16:06

働く女性、最多3035万人 22年、総務省調査

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 総務省が入る合同庁舎

 総務省が21日公表した2022年の就業構造基本調査によると、働く人(就業者)のうち女性は3035万4千人で、前回17年調査から121万5千人増加し、過去最多となった。女性の就業率も53・2%で過去最高。育児をしながら働ける環境整備が一定程度進んだことが一因とみている。


 一方、家族の介護や看護を理由に、過去1年間に離職した人は男女合わせて10万6千人で、前回から7千人増加。60歳以上の世代で目立ったという。介護を受ける人と世話をする人がともに高齢者の「老老介護」につながっている可能性もある。


 働く人のうち男性は3670万6千人で前回から微減。女性の就業増加が全体を押し上げ、男女の合計は6706万人と過去最多になった。


 未就学児の育児をしながら働いている人の割合は85・2%に上り、前回から5・9ポイント上昇。この項目の調査を始めた12年以降で最高となった。


 調査は22年10月、全国の約54万世帯の15歳以上計約108万人を対象として実施した。

(c)KYODONEWS

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