2024年 05月08日(水)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2023.07.05 16:38

中国BYD、ブラジル工場で協定 乗用車は海外2カ所目

SHARE

 中国EV最大手の比亜迪(BYD)のロゴ=2022年10月、パリ(ロイター=共同)

 【サンパウロ、北京共同】中国EV最大手の比亜迪(BYD)は4日、ブラジル北東部バイア州に30億レアル(約895億円)を投資しEVなどを製造する3工場を操業するための協定を確認したと発表した。来年から生産を開始する見通し。乗用車の海外工場はタイに続いて2カ所目となる。関係者によると、欧州でも工場建設を検討している。


 BYDはEVなど「新エネルギー車」の生産台数が今年1~6月は前年同期比約2倍の127万台となるなど急増しており、東南アジアも含めて海外での生産能力を整備する方向だ。


 ブラジルで既に電動バスや電池などの工場を展開しており、工場建設でさらに関係を強化する。


 同州で開かれた式典に出席したBYD幹部は「ブラジルの新工場は電気自動車の導入と普及加速につながる。気候変動との闘いにおいても鍵となる動きだ」と述べ、2024年の下半期には「5千人以上の雇用を生む」との見通しを示した。


 工場では第1段階で年間15万台を生産し、30万台に達する計画。EVの電池の原料となるリチウムなどの処理も行うという。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N経済

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月