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2023.07.05 08:35

梅雨の晴れ間にぎらぎら「日暈(ひがさ)」 高知市で大きな丸い輪観測

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高知市上空で観測された日暈(高知城)

高知市上空で観測された日暈(高知城)

 太陽の周りに丸い光の輪ができる「日暈(ひがさ)」が4日正午過ぎ、高知市で観測された。高知城では厳しい日差しの下、日傘を手にした観光客が元気良く石段を上がっていた。

 4日の同市の最高気温は31・3度。午前中に2組を案内したという観光ガイドボランティアの藤坂義彦さん(77)は「久しぶりに日暈を見た。天気が崩れる前触れというから、もう1組は案内したいね」。流れる汗もそのままに、やる気を見せていた。

 高知地方気象台によると、日暈は上空5~13キロで発生した細かな氷の粒で太陽光が屈折し、輪が見える現象で「一般に下り坂とも言われますが、絶対に崩れるわけでもありません」。

 ただし、5日は本当に下り坂。前線や湿った空気の影響で雨が降り、所により雷を伴う激しい雨が降るという。(河本真澄)

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