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2023.07.04 08:35

香南市のメロンで東京のパティシエがスイーツ 高知市の商店街で味わう

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香南市のメロンをぜいたくに使ったパフェを堪能する来場者(高知市はりまや町1丁目のスタジオブリュー)

香南市のメロンをぜいたくに使ったパフェを堪能する来場者(高知市はりまや町1丁目のスタジオブリュー)

 香南市夜須町の農業法人「篤農」からメロンを仕入れている東京のシェフパティシエが1、2の両日、高知市のはりまや橋商店街でメロンを使ったスイーツを提供した。

 来高したのは、渋谷区のイタリアンレストラン「アイズ」に勤務する加藤章宏さん(41)=さいたま市。「東京に来られない生産者や県内のお客さんに、作り手(生産者)と創り手(パティシエ)のコラボを味わってほしい」と、同法人のブランドメロン「一果相伝」約60玉を使ってパフェやケーキを作った。

 パフェは、メロンの果肉を丸くくりぬいて透明の器に敷き、アイスクリームを載せた。ストローや添え物のサクランボは菓子というこだわりの一品。味わった畠中詩織さん(35)=高知市=は「遊び心があって面白いし、どこか懐かしい味もする。初めて一果相伝を食べたけど、すごくおいしい」と笑顔。加藤さんは「生産者の前で作るというのが新鮮。地元の人は意外と地元のものを食べないと思うので、楽しんでもらえてうれしい」と話していた。(玉置萌恵)

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