2023.07.02 08:37
レスリング桜井つぐみ(高知南高出) パリ五輪へ前進 プレーオフ制し世界選手権へ 女子57キロ級
レスリングの世界選手権代表決定プレーオフで勝利し、監督らのもとへ走り寄る桜井つぐみ。ラスト1秒足らずの大逆転だった(東京都立川市のドーム立川立飛)
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プレーオフは、今年6月の明治杯全日本選抜選手権を制した桜井と昨年12月の全日本選手権で優勝した南條早映(東新住建)の決戦。試合は前半、南條に2ポイントを奪われ追い掛ける展開になった。後半、桜井は得意の組み手から積極的に攻め、終了間際に返し技で2―2に追い付き内容勝ち。五輪切符を大きくたぐり寄せた。
この日は東京都立川市のドーム立川立飛で五輪階級の男女計7階級のプレーオフを実施。9月にセルビアの首都、ベオグラードで行われる世界選手権代表が決まった。 (平野愛弓)
最後は気持ち
桜井つぐみの話 プレーオフで勝たないと意味がないと思って臨んだ。最後の1秒までしっかり取りに行く自分の強さが出せて良かった。最後はオリンピックに行きたいという気持ちだったと思う。世界選手権で絶対に勝って、オリンピックの出場権を取りたい。