きらきら　マルバマンネングサさいた　佐川町の牧野公園

2023.06.26 05:00

きらきら　マルバマンネングサさいた　佐川町の牧野公園

高知新聞社

石がきで小さな星形の花をさかせているマルバマンネングサ（佐川町の牧野公園）

　ＮＨＫ連続(れんぞく)テレビ小説(しょうせつ)「らんまん」で先週(せんしゅう)の週(しゅう)タイトルになっていたマルバマンネングサが、佐川(さかわ)町(ちょう)甲(こう)の牧野(まきの)公園(こうえん)で黄色(きいろ)い花(はな)をさかせています。

　マルバマンネングサは、ベンケイソウ科(か)の多年草(たねんそう)。牧野(まきの)公園(こうえん)ではふもとの石(いし)がきで見(み)られ、星形(ほしがた)の小(ちい)さな花(はな)が太陽(たいよう)の光(ひかり)を浴(あ)びてかがやいています。公園(こうえん)の植物(しょくぶつ)を手入(てい)れするボランティアグループのメンバーたちによると、今年(ことし)は、いつもの年(とし)よりも少(すこ)し早(はや)い６月(がつ)初(はじ)めからさき始(はじ)め、７月(がつ)に入(はい)っても楽(たの)しむことができそうです。

　１８８５年(ねん)、牧野(まきの)富太郎(とみたろう)博士(はかせ)が佐川(さかわ)町(ちょう)で発見(はっけん)しました。ロシアの植物(しょくぶつ)学者(がくしゃ)、マキシモヴィッチ博士(はかせ)に標本(ひょうほん)を送(おく)り、マキシモヴィッチ博士(はかせ)がｍａｋｉｎｏｉとの学名(がくめい)を付(つ)けました。佐川(さかわ)町(ちょう)の６０代(だい)女性(じょせい)は「小(ちい)さくてかわいらしくて、黄色(きいろ)い花(はな)がきれいですね」と見入(みい)っていました。

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