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2023.06.21 08:35

台湾―高知便、就航1カ月 搭乗率9割、郡部にも人出 経済効果これから? 宿泊は活況

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「雲の上の図書館」を訪れ満足そうなツアー客(梼原町梼原)

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ホテルを出発するツアー客。宿泊業界は特需に沸く(高知市天神町のリバーサイドホテル松栄)

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台湾では高価なメロンが人気(南国市廿枝の西島園芸団地)

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 高知龍馬空港で初の国際定期チャーター便が5月、台湾・桃園国際空港との間に就航して1カ月が過ぎた。週2回、180人乗りの航空機が運航しており、搭乗率は約9割と滑り出しは上々。乗客はアクセスが不便な郡部に流れるなど、「直行便効果」は出てきた。ただ、経済効果はというと―。

 6月10日の土曜日。高知空港に到着した台湾からのツアー客のうち約60人は、バスで梼原町に直行した。目的は台湾でも知名度が高いという建築家、隈研吾さん設計の建物群だ。

 家族3人で参加した曽恵君さん(33)は「雲の上の図書館が一番の楽しみだった。天井が不思議だし、リラックスできていい」と笑顔。記念写真を撮るツアー客の姿に、地元女性(37)は「町がにぎわってうれしい」と目を細めた。

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