韓国軍、北朝鮮衛星発射体を回収　米と共同調査へ

2023.06.16 11:42

韓国軍、北朝鮮衛星発射体を回収　米と共同調査へ

高知新聞社

　韓国軍が引き揚げた北朝鮮の発射体とみられる残骸（韓国国防省提供・共同）

　【ソウル共同】韓国軍合同参謀本部は１６日、北朝鮮が「軍事偵察衛星」の打ち上げに失敗し黄海に落下した発射体の残骸を１５日夜に引き揚げたと発表し、写真を公開した。残骸は５月３１日の発射直後、海上に浮いているのが確認されたが、水深７０メートル超の海底に沈み、軍が回収作業を進めていた。今後、国防科学研究所などで米側と共同調査し、詳しく分析する。

　韓国軍などによると、残骸は直径約２・５メートルの円筒形で、長さ約１５メートル。新型衛星運搬ロケット「千里馬１型」の２段目とみられている。

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