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2023.06.15 08:41

アンパンマン列車100万人 運行23年目 高知駅でセレモニー

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利用客が100万人に到達したJR四国のアンパンマン列車(JR高知駅)

利用客が100万人に到達したJR四国のアンパンマン列車(JR高知駅)

 JR四国のアンパンマン列車の利用客が14日、100万人に到達した。2000年10月に土讃線で運行を始めて23年目。JR高知駅で記念セレモニーが行われ、関係者や家族連れが節目を祝った。

 列車は、やなせたかしさんが生み出したアンパンマンを観光振興などに生かそうと高知―岡山間の特急「南風」でデビュー。その後予讃線や瀬戸大橋線など5路線に広がり、遊具付きのプレイルームを備えた車両も走っている。

 式典には、やなせスタジオやアンパンマンのアニメを放送する日本テレビの関係者ら9人が出席。JR四国の西牧世博社長が「列車に乗ることが目的の乗客も多く、四国の観光振興の助けになっている。さらに魅力を発信し、ファンをつくっていきたい」とあいさつした。

 特別ゲストのアンパンマンとばいきんまんが登場すると、見守った家族連れらから歓声が上がった。関係者は駅ホームでくす玉を割り、岡山行きの列車を拍手で見送った。

 同社は18日まで、各路線のアンパンマン列車に乗った子どもにグッズを配るほか、今後も記念イベントを企画していくという。(新妻亮太)

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