マイナ保険証、高知県内でもトラブル多発　会員開業医の６割で他人の情報表示、読み取りできないなど　保険医協会調査

2023.06.14 08:33

マイナ保険証、高知県内でもトラブル多発　会員開業医の６割で他人の情報表示、読み取りできないなど　保険医協会調査

高知新聞社

　健康保険証がマイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に関して、高知保険医協会（伊藤高会長）が会員の県内開業医にアンケートしたところ、マイナ保険証を使って受診できる医療機関の６２・１％が「トラブルがあった」と回答した。他人の情報が表示されたほか、読み取りができなかったケースなどがあり、同協会は従来の保険証の廃止に反対している。

　医療機関は、マイナ保険証専用の読み取り機で、患者が何の健康保険に入っているかなどの資格確認を行う。アンケートは５～６月、同協会会員の４５１医療機関を対象に行い、１１０機関から回答を得た。

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