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2023.06.12 10:02

沙羅双樹の花が見頃、京都 東林院で特別公開

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 東林院で見頃を迎えた「沙羅双樹の花」=12日午前、京都市右京区

 「祇園精舎の鐘の声…」で始まる平家物語の一節に、はかなさの象徴として登場する「沙羅双樹の花」が京都市右京区の東林院で見頃を迎え、特別公開が12日、始まった。27日まで。


 沙羅双樹として知られているのはナツツバキ。白い花が朝に咲き夜には散ることから、平家物語では「盛者必衰の理をあらわす」と記されている。


 公開は毎年この時期の恒例となっている「沙羅の花を愛でる会」。抹茶と菓子付きは1600円で、精進料理も加えると6100円。

(c)KYODONEWS

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