2023.06.07 08:33
ひき逃げ後、酒気帯び隠すためバーで飲酒 奈半利町の男 高知地裁で初公判
奈半利町の町道で自転車の女性をひき逃げしたとして、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷アルコール等影響発覚免脱)と道交法違反(ひき逃げ)の罪に問われた奈半利町乙、清掃業、男性被告(36)の初公判が高知地裁であった。検察側は、被告が事故当時に酒気帯び状態だったことを隠すため、事故後に再び車を運転して高知市内へ行き、バーで飲酒したと指摘。被告は起訴内容を認めた。
起訴状によると、被告は3月15日午前3時25分ごろ、飲酒で前方注視などが困難な状態で同町内を運転し、自転車に乗っていた女性=当時(73)=に衝突して、腰の骨などを折る約2カ月のけがを負わせたのに、警察に報告しなかった。…