プールの生き物救え！　土佐清水市の下川口小

2023.06.07 05:00

プールの生き物救え！　土佐清水市の下川口小

高知新聞社

そうじをする前のプールでヤゴやオタマジャクシなどをつかまえる児童（土佐清水市下川口の下川口小学校）

　土佐清水(とさしみず)市(し)の下(しも)川口(かわぐち)小学校(しょうがっこう)で５月(がつ)３０日(にち)、そうじをする前(まえ)のプールにすむ水生(すいせい)昆虫(こんちゅう)を救(すく)いだし、観察(かんさつ)する授業(じゅぎょう)がありました。子(こ)どもたちは高知(こうち)県立(けんりつ)足摺(あしずり)海洋館(かいようかん)の職員(しょくいん)といっしょに、ヤゴやアメンボなどをつかまえて生態(せいたい)を学(まな)びました。

　「生(い)き物(もの)救出(きゅうしゅつ)作戦(さくせん)」と題(だい)し、高知(こうち)県立(けんりつ)足摺(あしずり)海洋館(かいようかん)が２０２１年度(ねんど)から開(ひら)いています。全校(ぜんこう)児童(じどう)１６人(にん)はあみを片手(かたて)に浅(あさ)く水(みず)を張(は)ったプールへ入(はい)りました。「でっかいオタマジャクシおる！」「いっぱいとれた～」などと楽(たの)しそうに生(い)き物(もの)を容器(ようき)に入(い)れていました。

　児童(じどう)は「ゲンゴロウはどれくらいの種類(しゅるい)がいますか」などと、興味(きょうみ)しんしんに質問(しつもん)。高知(こうち)県立(けんりつ)足摺(あしずり)海洋館(かいようかん)の職員(しょくいん)は「世界(せかい)に４千(せん)種(しゅ)いて、まだまだ新種(しんしゅ)がいるかも。土佐清水(とさしみず)でも探(さが)してみて」と呼(よ)びかけていました。

　生(い)き物(もの)は、下(しも)川口(かわぐち)小学校(しょうがっこう)近(ちか)くの水路(すいろ)に放流(ほうりゅう)しました。６年(ねん)の浜田()優()衣()さん（１１）は「今年(ことし)もたくさん救出(きゅうしゅつ)できてよかった。生(い)き物(もの)に興味(きょうみ)がわいた」と喜(よろこ)んでいました。

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