2023.06.06 08:33
かけっこで代かき! 高知市介良小児童が田植え準備
田んぼを駆け回る介良小学校の児童(高知市介良丙)
同校児童は地元農家の協力で、1995年から毎年米作りを体験している。
この日、農家の中島正根さん(75)が「代かきは田植え前に泥をほぐし、苗の生育環境を整える大事な準備。楽しみながら手伝って」と呼び掛け。ゴーグルを着けた児童は田んぼに入ると、「意外に冷たい」「泥がにゅるにゅるやー」などと大喜び。泥しぶきを上げて駆け回り、ソフトバレーでは泥の中に頭から飛び込むなどしていた。
角田侑駿さん(10)は「泥が重くて動きにくかった。お米になるまで、いろいろ作業があって大変。一粒一粒大事に食べたい」と泥だらけの笑顔を見せた。
児童は近く田植えし、10月中旬に収穫する予定。新米は学校でおにぎりにして食べるという。(新田祐也)