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2023.06.04 14:28

大谷、サイクル目前の4安打 奮闘光るもチーム貯金ゼロ

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 アストロズ戦の3回、右中間に適時三塁打を放つエンゼルス・大谷=ヒューストン(共同)

 3日のアストロズ戦で、メジャー2度目のサイクル安打が懸かった九回の打席。偉業まで本塁打を残していた大谷は真ん中高めの95マイル(約153キロ)を強振したが、打球は上がらずゴロで右翼手の前に抜けた。今季2度目の4安打で、敗れたチームで奮闘が光った。


 5月10日の前回対戦で2三振と完敗したアストロズ先発のハビエルを攻略した。一回はフルカウントからの直球を中前打。三回は再び直球を捉え、右中間を破る適時三塁打を放った。七回1死一、二塁では2番手右腕から左越えに適時二塁打をマーク。サイクル安打に王手をかけたのは、今季3度目だった。


 しかし、チームは同地区の強豪アストロズに3連敗で貯金がゼロになった。昨季王者との差が際立ち、ネビン監督は「いらだたしい敗戦だ」と怒りをにじませた。

(c)KYODONEWS

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