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2023.05.26 08:37

香り爽やかハウス新ショウガ 高知市春野町で出荷ピーク

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水で洗われつやつやになった新ショウガ(高知市春野町西分)

水で洗われつやつやになった新ショウガ(高知市春野町西分)

 初夏の香り、爽やかに―。高知市春野町でハウス新ショウガの出荷がピークを迎えている。手作業で土や甘皮を取り除かれ、つやつやになった新ショウガが、県内や都市部に向けてどんどん送り出されている。

 高知県は全国有数のハウス新ショウガの産地で、同町産が5割弱を占める。貯蔵庫で保管し通年出荷する「囲いショウガ」とは違い、収穫してすぐに新鮮な状態で出荷される。白とピンクが鮮やかで、繊維質が少なく生食に向いている。

 収穫最盛期は5月下旬から7月上旬。今シーズンは昨年12月の雪の影響で成長の遅れが心配されたものの、3月に気温が上がって品質は良好という。JA高知県春野生姜部会では例年より多い940トンの出荷を見込んでいる。

 新型コロナウイルス下で県外量販店での試食宣伝は控えてきたが、生田幸孝部会長(53)は「やっとPRに出られる。消費の盛り上がりも期待できる」と笑顔。「新ショウガを刻み、オクラとめんつゆ、かつおぶしであえたら最高。爽やかな味わいをぜひ楽しんでほしい」と話している。(竹内悠理菜)

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