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2023.05.26 08:36

気仙沼で桜1000本植樹 安芸市の黒岩さん 被災者励まし10年で区切り

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黒岩和穂さんが寄贈した桜。4月にはいくつかの木が花を咲かせた桜=宮城県気仙沼市松川(河北新報提供)

黒岩和穂さんが寄贈した桜。4月にはいくつかの木が花を咲かせた桜=宮城県気仙沼市松川(河北新報提供)

桜の苗を植樹する黒岩さん(右)=宮城県気仙沼市松川(黒岩さん提供)

桜の苗を植樹する黒岩さん(右)=宮城県気仙沼市松川(黒岩さん提供)

 東日本大震災で被災した人々を励まそうと、安芸市井ノ口乙の黒岩和穂さん(72)が宮城県気仙沼市に贈って植樹してきた桜が、今春で千本に達した。2013年から毎年現地を訪れ、地元では「黒岩桜」と親しまれる存在に。「年齢を考えて、植樹は一区切りにする」という黒岩さんは「これからも震災を忘れず、東北の人たちとの交流を続けたい」と話している。

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