2024年 05月08日(水)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2023.05.24 06:06

ゼレンスキー氏、激戦の前線訪問 国境攻撃をロシア利用と英分析

SHARE

 21日、岸田首相と会談するウクライナのゼレンスキー大統領=広島市

 【キーウ、ロンドン共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は東部ドネツク州の激戦地ウグレダル、マリンカにある前線の拠点を訪問し、海兵隊を創設する考えを示した。大統領府が23日発表した。新たな海兵旅団を編成し、近代的な装備や武器が与えられるとした。


 英国防省は23日、ウクライナと国境を接するロシア西部ベルゴロド州で、破壊工作グループが行ったとされる攻撃に関し「ロシアは自国が戦争の被害者であるというストーリーを支えるために、ほぼ間違いなくこの事件を利用するだろう」との見解を表明した。


 英国防省の分析によると、19日から22日にかけて、ベルゴロド州内の少なくとも3カ所でロシアの治安部隊と破壊工作グループが衝突した可能性が非常に高いという。グループについては「正体は確認されていないが、ロシアの反体制派が実行を主張している」と説明した。


 英国防省は今回の攻撃以外にも、戦闘機損失や線路破壊などロシアの被害を踏まえ「国境地帯では、さまざまな分野で安全保障上の脅威が深刻化している」とも指摘した。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N主要 N国際

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月