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2023.05.15 18:22

電子部品5社が減益 23年3月期、原材料高響く

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 電子部品大手7社の2023年3月期連結決算が15日、出そろった。為替市場の円安が寄与し、自動車向けの製品も堅調に推移したが、原材料価格の高騰などが響き、京セラなど5社が減益となった。日東電工とロームは増収増益を確保した。


 京セラは先端半導体向け製品が好調だったが、物流コストの上昇などが利益を圧迫。純利益は前期比13・8%減の1279億円だった。


 モーター大手ニデックは(旧日本電産)は、電気自動車(EV)向けモーターの販売が伸びたが、車載事業関連の構造改革費も計上し、純利益は66・9%減の450億円にとどまった。原材料高も響いた。アルプスアルパインは開発費増が重しとなった。

(c)KYODONEWS

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