2023.05.09 16:17
任天堂、純利益9%減 スイッチ販売台数が低迷
「ニンテンドースイッチ」のロゴ(ロイター=共同)
任天堂が9日発表した2023年3月期連結決算は、売上高が前期比5・5%減の1兆6016億円、純利益は9・4%減の4327億円だった。家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の販売台数が低迷し、減収減益となった。
主力商品のスイッチは、ゲーム機本体の販売台数が前期比22・1%減の1797万台にとどまった。半導体不足で生産に影響が出たことに加え、需要面でも年末商戦が不調だったことが響いた。ゲームソフトの販売本数は前期比9・0%減の2億1396万本だった。
24年3月期の連結業績予想は、売上高が9・5%減の1兆4500億円、純利益は21・4%減の3400億円とした。