ビーバーの双子うまれたよ　なまえきめてね　５／７まで　高知県立のいち動物公園

2023.04.25 17:20

ビーバーの双子うまれたよ　なまえきめてね　５／７まで　高知県立のいち動物公園

高知新聞社

親子ですいすい泳ぐアメリカビーバーの双子（香南市野市町大谷の県立のいち動物公園）

　高知(こうち)県(けん)香南(こうなん)市(し)の県立(けんりつ)のいち動物(どうぶつ)公園(こうえん)でこのほど、アメリカビーバーの双子(ふたご)が誕生(たんじょう)し、一般(いっぱん)公開(こうかい)が始(はじ)まった。同(どう)園(えん)は５月(がつ)７日(か)まで来園者(らいえんしゃ)に愛称(あいしょう)案(あん)への投票(とうひょう)を募(つの)っている。

　アメリカビーバーは北米(ほくべい)に生息(せいそく)し、泳(およ)ぐ際(さい)にかじを取(と)る平(たい)らな尾(お)が特徴(とくちょう)。双子(ふたご)は雌(めす)のあけびと雄(おす)のソラの子(こ)で、３月(がつ)２４日(か)に誕生(たんじょう)し、性別(せいべつ)はまだ分(わ)からないという。あけびとソラは昨年(さくねん)も雌(めす)の双子(ふたご)を産(う)んでおり、連年(れんねん)での繁殖(はんしょく)となった。

　２匹(ひき)はすくすく育(そだ)ち、体重(たいじゅう)は１キロ超(ちょう)に成長(せいちょう)。お母(かあ)さんにくわえられて泳(およ)ぎを練習(れんしゅう)したり、お父(とう)さんに寄(よ)り添(そ)って毛繕(けづくろ)いをまねたりしている。お父(とう)さんも寝室(しんしつ)で２匹(ひき)のそばから離(はな)れないなど、子育(こそだ)てに没頭(ぼっとう)しているのだそう。

　３月(がつ)まで飼育(しいく)を担当(たんとう)していた森本()さやかさん（３６）は「小(ちい)さいけど立派(りっぱ)に泳(およ)げるところや、双子(ふたご)のお姉(ねえ)ちゃんたちが子育(こそだ)てを手伝(てつだ)う様子(ようす)を見(み)てほしい」と呼(よ)びかけている。

　愛称(あいしょう)案(あん)は「ラン・マン」「みょうが・しょうが」「わらび・なすび」の３案(あん)。展示場(てんじじょう)前(まえ)やどうぶつ科学(かがく)館(かん)前(まえ)にある用紙(ようし)で投票(とうひょう)する。結果(けっか)は５月(がつ)２１日(にち)の命名式(めいめいしき)で発表(はっぴょう)され、選(えら)ばれた愛称(あいしょう)に投票(とうひょう)した人(ひと)の中(なか)から抽選(ちゅうせん)で３人(にん)に記念品(きねんひん)が贈(おく)られる。（玉置()萌()恵()）

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