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2023.04.25 08:41

青々とラッキョウの葉 高知県黒潮町で収穫始まる

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青々とした畑で始まったラッキョウの収穫(黒潮町入野)

青々とした畑で始まったラッキョウの収穫(黒潮町入野)

 黒潮町入野の沿岸部で特産のラッキョウの収穫が始まった。砂地の畑一面に青々とした葉が広がり、農家が早朝から一つずつ手作業で掘り起こしている。

 ラッキョウは例年4~6月に収穫される。JA高知県幡多地区によると、昨年の同町大方地区の出荷量は約90トン。今年は根元が枝分かれする「分けつ」が多く全体的に実は小ぶりだが、収穫量は昨年並みと見込んでいる。

 入野の農家、澳本傑さん(72)は連日午前6時ごろから作業。白い鱗茎(りんけい)を掘り起こし、鎌で不要な葉などを手際よく切り落としていく。畑に漂う独特の香りに、「これを嗅ぐと今年も始まったなと感じる」と笑顔を見せていた。(川田樹希)

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