2024年 05月18日(土)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2023.04.22 23:17

無病息災祈る「流しびな」 鳥取市、春の伝統行事

SHARE

 鳥取市用瀬町の千代川で行われた伝統行事「流しびな」=22日午後

 旧暦の桃の節句に当たる22日、鳥取市用瀬町の千代川で伝統行事「流しびな」が行われた。子どもたちは、わらを編んで舟のようにした「桟俵」に紙のひな人形や桃の花を載せて流し、無病息災を祈った。


 晴れ着姿で参加した近所の小学3年西村心結さん(8)は「元気に1年間過ごせるよう、お願いした」と笑顔。地元で生まれ育った母裕江さん(43)も「娘と一緒に参加するのが夢だった」とほほえんだ。観光客らも多く集まり、流す様子をカメラなどで撮っていた。


 観光施設「もちがせ流しびなの館」などでつくる主催団体によると、行事は江戸時代後期から始まったとされる春の風物詩。鳥取県の無形民俗文化財に指定されている。

(c)KYODONEWS

国内・国際 N暮らし・話題

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月