2023.04.23 08:35
【動画】「きんこん土佐日記」１３巻発売 村岡マサヒロさんサイン会 高知市
村岡マサヒロさん＝左＝とファンの子どもたちが触れ合ったサイン会（高知市のＴＳＵＴＡＹＡ土佐道路店）
きんこん土佐日記は２００４年に連載がスタートし、０６年から単行本を発行。２２日に店頭発売された第１３巻は、１年４カ月ぶりの新刊となる。表紙は、今注目の牧野富太郎夫妻をモチーフにおじいとおばあ、たくみ君をデザイン。発売２日後の２４日は牧野博士の誕生日ということもあり、その人気にちゃっかりあやかる〝らんまん仕様〟だ。演歌歌手の三山ひろしさんの特別寄稿もある。
ＴＳＵＴＡＹＡの土佐道路店（同市鴨部３丁目）と中万々店（同市中万々）で開かれたサイン会には、開始前から親子連れらが列を作った。土佐道路店に、四万十市から家族で訪れた市川香保子さん（９）、理沙子さん（７）姉妹は、たくみ君らを描いたスケッチブックを持参。村岡さんに見せて「普段話さない土佐弁を漫画で勉強してます。土佐弁面白い」などと話し、イラストを描く村岡さんの手元を興味深そうにのぞき込んでいた。
また須崎市の高岡千世さん（５３）はサプライズで友人の娘にサイン本を贈ろうと思い立ち、同店にやって来た。２２日付高知新聞には愛読者から寄せられたイラストを基にデザインした１３巻発売広告が載っており、その中に友人の娘の絵もあったという。「きんこんが大好きなので、喜んでくれるはず」と話していた。
サイン会は２３日午前１１時から、未来屋書店高知店（高知市秦南町１丁目、イオンモール高知２階）、同日午後３時から「高知 蔦屋書店」（同市南御座）でも行う。新刊購入者が対象で整理券を先着各３０人に配布中。（楠瀬慶太）
