2023.04.21 16:55
羽田―三沢、鳥取など6路線継続 航空会社、自治体が集客協力
国土交通省は21日、航空会社と自治体が集客面で協力している羽田発着の国内6路線について、運航を2025年3月29日まで続けると発表した。有識者が取り組みを審査し「一定の効果があると認められる」と評価された。対象は三沢(青森)、大館能代(秋田)、山形、鳥取、石見(島根)、下地島(沖縄)。
航空会社と自治体が協力する路線は「政策コンテスト枠」と呼ばれる。会社の努力だけでは維持が難しい路線を、観光情報の発信を充実させたり、地方空港からの移動を便利にしたりすることで乗客を呼び込む。
三沢、下地島はどちらか一方に絞り込む予定だったが、有識者から「両空港とも継続すべきだ」と指摘された。