2023.04.18 11:15
大分で海保セスナ不時着 2人搭乗、命に別条なし
海保北九州航空基地所属のセスナ172(同庁ホームページより)
18日午前10時ごろ、海上保安庁北九州航空基地に所属するセスナ172がエンジントラブルで大分県宇佐市の農地に不時着。2人が搭乗していたが、意識ははっきりしており、命に別条はない。海保がけがの有無や原因を調べている。
国土交通省によると、不時着の約2分前、航空管制業務を行う航空自衛隊築城基地に航空無線で「エンジンが停止した」と緊急事態を宣言した。
海保によると、搭乗していたのは海上保安学校宮城分校北九州航空研修センター所属の教官と訓練生の男性2人で、北九州空港を発着する訓練飛行をしていた。不時着した機体はひっくり返った状態になった。第三者や建物への被害は確認されていない。