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2023.04.18 05:45

海底に1人残る、潜水続行 不明者さらに捜索、陸自ヘリ事故

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 海上自衛隊の潜水艦救難艦「ちはや」による陸自ヘリ事故の捜索活動=17日午前9時56分、沖縄県・池間島から撮影

 沖縄県宮古島付近の10人乗り陸上自衛隊UH60JAヘリコプター事故で、自衛隊は18日、深い海での作業を可能にする特殊技術「飽和潜水」による捜索活動を続行するため、準備作業を進めた。海底には16日に見つかった搭乗者とみられる5人のうち1人が残されている。17日に飽和潜水で引き上げた2人は、自衛隊の医官が状況を調べる見通し。行方不明者の捜索はさらに周辺海域で続いた。


 自衛隊などによると、飽和潜水による捜索の結果、宮古島の西隣にある伊良部島の北約6キロ、水深約106メートルの海底で16日に機体の胴体部分と5人を発見。同日夜、うち2人の死亡を確認した。17日には、海上自衛隊の潜水艦救難艦「ちはや」にもう2人を引き上げた。


 搭乗していた10人は、陸自第8師団の坂本雄一師団長(55)ら師団司令部幹部5人、ヘリを運航した師団傘下の第8飛行隊のパイロットと整備士2人ずつ、宮古警備隊の幹部1人。

(c)KYODONEWS

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