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2023.04.16 08:36

「男の朝会」にぎやかに!! 缶コーヒー片手に20年 コロナ下も家族のように―ちいきのおと(117)羽根町甲(室戸市)

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「もうじきアユのシーズンやね」。世間話を楽しむモーニング会のメンバー(室戸市羽根町甲の山本精米)

「もうじきアユのシーズンやね」。世間話を楽しむモーニング会のメンバー(室戸市羽根町甲の山本精米)

 室戸市羽根町甲。国道55号から羽根川沿いに2キロほど北東に進むと、水田が広がり、家々が寄り添うように集まる人口約70人の大岸集落に着く。4月上旬、田んぼの若苗が白々としてきた早朝に訪ねると、何やらにぎやかな声が聞こえてきた。

 「朝はまだ寒いねー」

 午前6時半、米穀店「山本精米」の作業場にはこの日、店主の山本竹一さん(83)ら男性7人が集まっていた。それぞれが缶コーヒーを手に、おしゃべりに花を咲かせる。

近くの自動販売機で缶コーヒーを買うのが会の定番だ

近くの自動販売機で缶コーヒーを買うのが会の定番だ

 「精米所の向かいにある自販機でコーヒーを買って話をするのが朝の習慣。もう体に染みついちゅう」。当人たちが「モーニング会」と呼ぶ集まりは毎日、かれこれ20年以上続いているという。

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