2023.04.12 05:56
AIの欠陥発見に最大2万ドル チャットGPT開発元が報奨金
チャットGPTと開発元の米オープンAIのロゴ(ロイター=共同)
【ニューヨーク共同】米新興企業のオープンAIは11日、対話型ソフト「チャットGPT」などの欠陥を発見した情報提供者に対して最大で2万ドル(約270万円)の報奨金を支払うと発表した。セキュリティーの専門家やハッカーに人工知能(AI)製品の脆弱性や問題点を見つけてもらうことでソフトを改善するのが狙いだ。
この仕組みは「脆弱性報奨金制度」と呼ばれており、多くのIT企業やソフト開発者が導入している。オープンAIは発見された欠陥の重大性に応じて、200~2万ドルを支払うと説明した。
オープンAIは「安全で高度なAIを開発する当社の取り組みに不可欠だ」とコメントした。