2023.04.11 16:57
中国アリババが対話型AI 顧客サービス向上に活用
11日、アリババグループの企業向け対話型AIサービス「通義千問」の発表イベント(同社提供・共同)
【北京共同】電子商取引(EC)のアリババグループは11日、チャットGPTに似た企業向け対話型人工知能(AI)サービス「通義千問」を発表した。企業が顧客サービスの向上に役立てるのが狙いで、張勇会長は記者会見で「全てのアリババのサービスに通義千問が組み込まれるように刷新する」と強調した。
具体的には、アリババのビジネス向け交流サイト(SNS)アプリや、ECで買い物ができるAI搭載の「スマートスピーカー」などに活用する。当面は中国語と英語に対応するという。