2023.04.11 16:51
大幸薬品に課徴金6億円 クレベリン表示で消費者庁
課徴金納付命令の対象となった、大幸薬品の「クレベリン」シリーズの商品
空間中のウイルスや菌を除去できるなどとした「クレベリン」の表示には根拠がなく景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、消費者庁は11日、大幸薬品(大阪府吹田市)に対し、課徴金6億744万円の納付を命じた。消費者庁によると景表法に基づく課徴金としては過去最高額。同社は昨年1月と4月に再発防止命令を受けていた。
消費者庁によると、対象はクレベリンのスプレー型や置き型などシリーズ6商品。2018年9月~22年4月、包装や自社サイトで「空間や物に付いたウイルス・菌を99・9%除去」などと紹介していた。