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2023.04.12 08:37

TOSACOビール味わって 工場内にビアスタンド4/15開店 高知県香美市 

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高知カンパーニュブルワリーの工場に併設されたビアスタンドの外観(写真はいずれも香美市香北町橋川野)

高知カンパーニュブルワリーの工場に併設されたビアスタンドの外観(写真はいずれも香美市香北町橋川野)

日替わりで多彩な生ビールが楽しめる

日替わりで多彩な生ビールが楽しめる

「TOSACO(トサコ)」の銘柄でクラフトビールを製造する高知カンパーニュブルワリーが15日、香美市香北町橋川野の本社工場内にビアスタンドをオープンさせる。醸造の様子や物部川の流れを眺めながら、県産食材を使った多彩な生ビールを楽しめる。

 同社は2018年に土佐山田町栄町に醸造所を開設し、ユズやブンタンなどを使ったビールを商品化。ここ2年ほどは生産が追いつかないほどの人気を博している。さらに販路を広げようと、昨年末に工場を移転新築。2階建て延べ床面積約300平方メートルで、生産能力を旧工場の4倍に増強した。

 ビアスタンドは自慢の味を消費者に直接届け、市のにぎわいにも貢献しようと開設。工場の一角に5席、ウッドチップを敷いた屋外に50席を構え、毎日9種程度の生ビールを日替わりで提供するほか、ノンアルコール飲料も用意する。週末には近隣市町村からキッチンカーを呼ぶという。

 8、9日はプレオープンで地域住民ら計50人ほどが集まり、ビールや食事を楽しんだ。同社の瀬戸口信弥代表(36)は「物部川地域の魅力を発信する拠点にする。10年後、20年後も高知の食材を使ったビールを造り続け、地域の1次産業に貢献していきたい」と意欲を見せている。(福井里実)

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