2023.04.11 09:23
リーグ打率が1分6厘上昇 盗塁3割増、新ルールで
2日、マーリンズ戦に先発したメッツ・千賀。奥上は「ピッチクロック」の数字=マイアミ
米大リーグで今季から守備シフトの制限や投球間に時間制限を設ける「ピッチクロック」が導入された影響で、第2週までを終えたリーグ全体の打率が昨年の同時期より1分6厘上がり、2割4分9厘だった。AP通信が10日、報じた。ベースの1辺が約7・6センチ大きくなり、けん制の数も制限された影響もあり、盗塁数は3割増となった。
1試合の平均時間は2時間38分で、昨季の同時期との比較では31分短縮された。「ピッチクロック」の違反は125件あり、5日のマリナーズ戦で投打ともに取られたエンゼルスの大谷翔平ら16人が二つで最多だった。(ニューヨーク共同)